出版ノウハウ

原稿の製本に利用するでんでんエディターの使い方

このツールを利用する前に行うこと

原稿の制作、各章のタイトル付け

1分で分かる電書ちゃんのでんでんエディターとは?

電書ちゃんのでんでんエディターとは、原稿の形式を変更する前に必要なタグ付けを簡単に行うツールです。

これをしておかないと、目次の設定や各章ごとのタイトルの大きさを変えることができません。

タグを付ける作業とそのタグが反映されているかすぐに確認できるだけなので、タグ付け作業に慣れてくれば、わざわざでんでんエディターのページでタグを付ける必要はありません。

私自身、現在はでんでんエディターを利用せず、txt形式のファイルに直接タグを打ち込んでいます。

 

 

完成した原稿にでんでんエディターでタグ付けをおこなう

あなたが作成した原稿にタグ付けをおこないます。

このときの原稿を保存した形式は、Wordでもテキスト形式でも構いません。

最終的にはテキスト(.txt)形式で保存する形になります。

 

でんでんエディターのページに飛んだら、以下のような画面になります。

でんでんエディタートップ画面
電書ちゃんのでんでんエディター

 

初めてこの画面を見ると理解しにくいと思いますが、非常にシンプルに作られています。

 

1 入力されている文章を削除する

最初に、<div class〜から始まっている全ての文章を削除します。

こちらの文章は、どういったタグを付ければ良いかの説明になっているだけなので、使用する際は全て削除する必要があります。

Macの方はcommand+Aで全選択、Windowsの方はCtrl+Aで全選択して削除するとスムーズに消すことができます。

でんでんエディター全削除

 

2 作成した文章を貼り付ける

削除してスッキリしたところで、あなたが作成した文章を入れていきましょう。

全選択コピーした文章をMacの方はcommand+V、Windowsの方はCtrl+Vで全て貼り付けていきましょう。

でんでんエディターに文章を貼り付け

 

いくつか文章が重なっているように見える不具合が起こる場合がありますが、特に問題はないので無視して構いません。

上記の画像もそ不具合が起こっていますが、問題ありません。

 

3 プレビューで確認してみる

貼り付けた文章そのままの状態だと電子書籍化した際にどう表示されているか確認してみましょう。

Previewをクリックして確認できます。

プレビューで確認

 

そうすると、プレビュー前と変わらない状態で表示されると思います。

しかし、ここからタグ付けをおこなうことによって、文字が大きくなったり改行線が入ったりするので、Previewの左にあるEditに戻って編集していきます。

 

ちなみにプレビュー状態で、Previewの下にある「テーマを選んでね」から「でんでんコンバーター縦書きデフォルト」を選択すると、電子書籍らしい縦書きのプレビューを確認することができます。

縦書きデフォルト

 

4 タグ付けをおこなう

いよいよタグ付け作業をおこないます。

理解すれば、非常に簡単ですが、HTML等のタグ打ちを経験したことがない方はやや分かりにくいかもしれません。

ここでは、文字を太文字にするタグを入れていきます。

文字を太文字にするには、太文字にしたい文字の最初と最後に「**」を入れるだけです。

キーボードの*

 

PreviewからEditに戻って、以下の画像のような形で*(アスタリスク)を入力してください。

アスタリスクを入力

 

そして、Previewで確認すれば、*(アスタリスク)で囲った部分が太字になっていると思います。

文字を太字に

 

 

5 完成した原稿を保存して完了

タグ付けしたい箇所を全てタグ付けし終わったら、あとは保存してでんでんエディターの役目は終了となります。

保存方法もシンプルです。

Edit画面のEditの文字の下にあるUntitled Documentと薄く書かれている場所に原稿のタイトルを入力して、すぐ右にある青い四角いボタンをクリックします。

 

すると、ダウンロード画面が表示されるので、「Download」で保存して完了です。

ダウンロードで保存

 

ファイル形式は、「.txt」固定です。

完成したtxt形式のファイルを電子書籍の形式にする必要があるので、続いてでんでんコンバーターを利用します。

→ 電子書籍の形式に変えるでんでんコンバーターの使い方

 

 

この4つのタグさえ押さえておけばひとまずOK!

上記では太文字にするタグしか出しませんでしたが、様々なタグがあり、初めから完璧に作ろうとするとかなり時間がかかるかもしれません。

最低限、以下の4つのタグさえ押さえて使用すれば、きちんとした電子書籍を制作することができます。

順番に説明していきます。

 

1 目次(見出し)の設定

本といえば、目次ですね。

目次はHTMLと同様に6段階まで階層を作ることができます。

実際に使用するのは3階層程度ですが、以下のように「#」で文字を囲うことで設定できます。

目次作成タグ

 

「#」で囲む場合は、書籍自体のタイトル

「##」で囲む場合は、各章のタイトル

「###」で囲む場合は、各章のサブタイトル

といった形で使うことをオススメします。

ですが、previewで確認した時に「###」で囲った文字は通常の文字と同じようなサイズになってしまうので、注意が必要です。

 

2 URLからURL先のWEBページに飛べるようにリンクを設定

電子書籍の魅力の1つともいえる、リンクをクリックしたらWEBページに飛ばすことができる方法です。

紙の書籍ではおこなうことができないので、積極的に活用していきたいものです。

文章をリンク化したい場合は、以下の画像のような形で[]()を使用します。

例: [入れたい文字](URL)

電子書籍にリンクを入れる

 

こうすることで、文字にリンクがついてクリックした際にそのWEBページに飛ぶようになります。

 

文章を入れずにリンク先だけ貼りたい場合は、[]の間にもURLを入れてあげるだけです。

 

 

3 ページ改行

ページの改行とは、例えば、第1章が終わった後に第2章に進む際に、1章の最後の文の次にすぐに2章のタイトルがこないように、次のページに切り替えることができるものです。

各章の終わりなどによく使いますので、使いこなす必要があります。

やり方は簡単で、ページを改行したい箇所に「」半角のハイフンを3つ入れるだけです。

 

previewで確認すると、一本線が入っているだけですが、電子書籍にした際には、ページが切り替わっている形となります。

 

 

 

 

4 画像を挿入する

漫画や写真集は別で紹介しますが、文章中にちょっとした画像を挿入したい時があると思います。

これに関しては、でんでんエディターのプレビュー機能で確認することができないので、入れた後にデータ化してからちゃんと挿入されているか確認する必要があります。

こちらもやり方は簡単で、以下の画像のような形で!と[]と()を使用します。

例: ![](入れる画像の名前)

 

でんでんエディターの説明では、[]の間に画像の詳細名を入れるような形になっていますが、特に必要ありません。

注意

使用する画像は必ず名前を変えずに残しておいてください。でんでんコンバーターを使用する際に必要となります。

 

 

5 使えるタグまとめ

ごちゃごちゃ書きましたが、タグのみをまとめると以下になります。

・目次 ##の間に文字を入れる

・リンク [入れたい文字](URL)

・ページ改行  ハイフンを3つ

・画像 ![](画像の名前)

 

最低限これらのタグさえ使えれば、十分な電子書籍ができるので、あとは原稿と表紙に集中すれば良いでしょう。

原稿にタグ付けが終わったら、次はデータ化していきます。

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