- 電子書籍の文章の色を変えたい
- でんでんエディターで色の変更方法が分からない
1行、1文字単位でも簡単に文字の色を変えることができ、そこに余計な金額が発生しないのも、電子書籍の特徴のひとつです。
電子書籍用に原稿を編集できる「でんでんエディター」は、使い方がとても簡単ですが、ツールバーにない編集は自分でタグ付け作業をする必要があります。
コツを理解できれば、すぐにできるようになります。
色はすべての文章にもつけられますし、段落や行単位、1行の一部分、1文字でも可能です。
考え方としては、文字の寄せ方などと同じです。追加追加で必要となる技術でも知識でもありませんので、ご安心ください。
専用CSSファイルをダウンロードする
電子書籍の文章の色を変えたい場合、でんでんコンバーターにある専用素材CSSファイルが必ず必要となります。
CSSファイルは、ダウンロード用の素材置き場からダウンロードします。
スタイルシートの項目のdefault.zipをクリックして、zipファイルをダウンロードすれば完了です。

このzipファイルには2つのファイルが入っています。ご自身の電子書籍の仕様に合っている方を利用します。
- 縦書きの電子書籍を出版:「default_vertical.css 縦書き用」を利用
- 横書きの電子書籍を出版:「default.css 横書き用」を利用
CSSファイルとは、サイトやホームページのデザイン面の役割をしているファイルのことです。でんでんエディターやコンバーターを利用したEPUB制作では、このCSSファイルで文章の配置や太さ・色などを変えることができます。
原稿とCSSファイルを編集
文章の色を変える場合、電子書籍出版用の原稿とCSSファイル両方を編集する必要があります。
原稿を編集する
電子書籍用に編集した原稿で、色を変えたい部分を下記のように編集し上書き保存します。
原稿の中で色を変えたい文言を、タグ(<>)で囲みます。
<p class="iro"> 〜色を変えたい文言〜 </p>
- < >の中の英文字や記号は、すべて上記と同様にしてください。
- 「iro」に関しては半角英字なら何でも良いですが、あとで自分がわかるようにしておく必要があります。
- 「"」は「”」に変換されないように注意しましょう。
- 必ずすべて半角英数字で記入する必要があります。
CSSファイルを編集する
ダウンロードしておいた専用CSSファイルを編集し、上書き保存します。
執筆している原稿の使用に合わせて、どちらかのCSSファイルを使います。
- 縦書きの電子書籍を出版:「default_vertical.css 縦書き用」を利用
- 横書きの電子書籍を出版:「default.css 横書き用」を利用
ファイルがうまく開けなければ、テキストエディタを使用してください。
CSSファイルを開くと英数字で数百行書かれていますが、すべて無視して一番下の行までスクロールします。そして、一番下の行に以下のように記入してください。
.iro{color: darkblue;}
- これは「iro」で指定した文言の色を「ダークブルー」にするという意味です。
- ご自身で編集している原稿で、iroの部分を別の単語にしている場合は、その単語を使います。
- 色は「red」や「yellow」「pink」など自由に指定できます。
- 「:」や「;」を書き忘れないようにしてください。必ず半角です。
- より具体的な色の種類は、WEB色見本 原色大辞典を参考にしてください
16進数でも色を変えることができます。#をいれて「#008b8b」のような形になります。
例:.iro{color: #008b8b;}
原稿とCSSファイルをアップロードする
でんでんコンバーターで、一式をアップロードします。
- 最終の原稿
- 使用する画像一式
- 最終のCSSファイル
- 表紙 ← KDPでも表紙はアップロードできますので、省略可
CSSファイルも一緒にアップロードしていないと反映しません。ご注意ください。
アップロードしてできたEPUBファイルは必ずプレビューアやiBooksなどで確認しましょう。何か間違えていて、文字化けが起きている可能性もあります。
電子書籍用の編集作業は外注がオススメ
テキストで原稿を執筆している分には、苦労はあってもさほど不便はないかと思いますが、いざ電子書籍を出版しようとなると、執筆した原稿をそのまま使うわけにもいきません。
より読みやすくするためにも、サイトや商品に誘導するためにも、文字の色や大きさを変えたり、リンクを貼ったり、画像を入れたり、段落を調整したり、したくなります。
そのために必要なのが、タグ付け作業になりますが、この作業に手間取ったり、不安を感じたり、そもそもその時間を別な執筆にあてたい、、という思いがあれば、編集作業は迷わず外注することをオススメします。
希望する編集内容や、画像の枚数、文章の長さにもよりますが、簡単なものであれば数千円程度で外注可能です。納期も2~3日程度からあります。
電子書籍=セルフ出版のイメージで、なにからなにまですべて自分で作業をすれば、経費を掛けずに出版できますが、時間も労力も必要となります。外注できる作業は外注し、より楽しく、より多くの書籍を出版できるような方法を選択していただければと思います。