- Kindleでは、別アカウントや複数アカウントを登録することはできるのか
- その場合、別アカウントへの切り替えはどうするのか
- 別アカウントでもコンテンツ(Kindle本)を共有できるのか
- 複数アカウントの統合や移行はできるのか
- ビジネスアカウントでコンテンツ(Kindle本)の共有ができるのか
今回は、Kindleの複数アカウントでの共有に関することをまとめて解説します。
できたら便利なのですが、、、そうそう思うようには利用させてもらえません。
1アカウントで共有できるデバイス(端末)は最大6台
別記事でも解説していますが、Amazonでは1つのアカウントに対し、Kindle本は最大6台の端末(デバイス)で共有することができます。正確には、1冊の本を同時にダウンロードできる端末(デバイス)が6台です。
- 1つのコンテンツ(Kindle本)が同時にダウンロードできる端末(デバイス)はKindleアプリ5台+ブラウザ1台の合計6台まで
- 1アカウントに登録する端末(デバイス)自体は7台でも10台も構わない
- 同時でなければ7台目以上の端末でも同じコンテンツ(Kindle本)を閲覧できる
- コンテンツ(Kindle本)は「端末から削除」すれば、同時のダウンロードにカウントされない
Kindle本は、PCのブラウザで読むことも簡単にできます。ダウンロード不要で、操作も簡単ですが、すべての本に対応しているわけではないのが残念なところです。
コンテンツ(Kindle本)によっては、出版社側の都合により登録できる端末(デバイス)の台数制限がある場合もあります。
Kindle用に複数アカウント(別アカウント)を持つことはできる?
プライベート用とビジネス用のkindleアカウントを分けたい、自分用と家族共有用のKindleアカウントを分けたい、など、複数アカウント(別アカウント)で使い分けたいこともあるかと思います。
Kindle用のアカウント、つまりAmazonのアカウントになりますが、1人で複数アカウントを利用することは可能です。
Amazonのショッピング用アカウントを複数持つ場合、AmazonプライムやAmazon Unlimited はアカウントごとの申し込みです。同一人物であっても、それぞれのアカウントで、それぞれのサービスを申し込むと、それぞれに使用料が発生します。
コンテンツ(Kindle本)はすべて購入あるいは、無料本のみであれば問題はありませんが、PrimeやUnlimitedのコンテンツ(Kindle本)を利用する場合にはご注意ください。
1つの端末(デバイス)でKindleの複数アカウント(別アカウント)は利用できる?
Kindleでも複数のアカウントで1つの端末を利用することは可能です。
ただし、Kindleでアカウントを切り替える場合には、Kindle端末やKindleアプリで登録してあるアカウントを解除して別のアカウントを登録し直すことになります。
Amazonのショッピングサイトやショッピングアプリでは、アカウントサービスで「アカウントの切り替え」を選択し、利用するアカウントを選ぶだけで切り替えできますから、ストレスフリーレベルに簡単です。
Kindleの場合には、Kindle端末やKindleアプリに「アカウントの切り替え」というものはありませんし、サインアウトし別のアカウントでサインインしたところで切り替わるわけではありません。
1つの端末(デバイス)でKindle別アカウントへの切り替え方法
Kindleアカウントを切り替えるということは、Kindle端末やKindleアプリで登録してあるアカウントを解除して別のアカウントを登録し直すことになります。
- Kindle端末やKindleアプリの登録を解除する
- 端末にダウンロードしてあったコンテンツ(Kindle本)やメモ・ハイライトなどのすべてのデータが消去される
・端末から消去されるだけで、ライブラリ、メモなどのデータが削除されるわけではありません - 利用したい別のアカウントでKindle端末やKindleアプリに登録する
- ライブラリや読むコンテンツ(Kindle本)をダウンロード
アカウントAで購入したコンテンツ(Kindle本)や利用中のコンテンツ(Kindle本)はアカウントAライブラリには残ります。ただし、アカウントBでサインインしている場合には、アカウントAのライブラリは表示されません。
アカウントBの登録を解除し、アカウントAを再度登録しサインインすれば、アカウントAライブラリは表示されますが、端末に残っていないのでダウンロードをしなおす必要があります。
1つの端末(デバイス)でKindle別アカウント(複数アカウント)を利用するときの注意点
上述の通り1つの端末(デバイス)でKindleの別アカウントに切り替えて使用することはできますが、2つ以上のアカウントでそれぞれ購入したコンテンツ(Kindle本)を同時に1つの端末で閲覧することはできません。
その度に登録を解除し、別のアカウントを登録し、ダウンロードする手間がかかりますので、忙しい人や頻繁アカウントを切り替えたい人にとっては現実的とはいえません。
Kindleで別アカウント(複数アカウント)を利用するなら端末を分けるのがオススメ
Amazonのショッピングアカウントと異なり、Kindleでの別アカウントや複数アカウントを1台の端末(デバイス)で切り替えるのは、手間も時間もかかります。
アカウントを分けたい場合には、アカウントごとに端末を変える方が無難です。
Amazonからは、専用のKindle端末が複数機種販売されています。特に、Kindle Paperwhiteは反射型ディスプレイで、紙で読んでいるように目に優しい読み心地です。価格もお手頃ですし、防水機能搭載でお風呂でも快適に読むことができます。2台目などにはオススメです。
Kindleの専用端末ではありませんが、カラーのFireタブレット端末もあります。Netflixをみたり、ショッピングにも利用するのであれば、10.1インチがオススメです。
パソコンも利用していて、Kindleメインで利用するのであれば、8インチで容量も小さめのFireでも十分でしょう。
Kindle別アカウントや複数アカウントの統合や移行できる?
Kindleでは、別アカウントや複数アカウントの統合や移行は現在対応していません。
Kindleに関する少し古いブログの記事では、Kindle端末で複数アカウントのコンテンツ(kindle本)を統合できた、端末登録を解除してもKindle本は消去されずに別のアカウントでも閲覧できた(2つのアカウントのライブラリが利用できる状態)などもありますが、現在は対応していません。
Kindle本は別アカウントや複数アカウントに転送できる?
KindleでもDRMという、デジタル著作権管理によりコピー防止策がとらえています。
このDRMは著者側で設定しています。最近はDRM解除の無料ソフトや解除方法などのブログ記事も多数ありますが、法的にはダメです。
AmazonのKindleストア利用規約により、PDF変換や保存は禁止されています。違反した場合には、ユーザー側の権利は自動的に解除、つまりアカウント停止できると規定されています。つまり、PDFなどに変換し、別アカウントへ転送することはAmazon規定に抵触しますので、ご注意ください。
法人利用ビジネスアカウントでKindleは複数の会社端末で利用できる?
法人利用・ビジネスアカウントに追加したユーザーも、そのアカウントで購入したKindleを利用することができます。ただし、ビジネスアカウントのユーザー間では共有はできません。
ビジネスアカウントといっても、ユーザーは個別のAmazonアカウントで登録されています。購入したコンテンツ(Kindle本)は、購入したユーザーアカウントでのみ閲覧することが可能です。社内での共有や他のユーザへの転送はAmazonの規定により禁止されています。
まとめ
1つのアカウントを複数端末(デバイス)で共有して使うことができる機能は非常に便利です。
一人で複数アカウントを持つことも、同じ端末で切り替えて利用することもできますが、その都度登録しなおしたり、ダウンロードし直す必要があります。便利で手軽なKindleなはずが、手間がかかり、使いにくくなってしまうのです。複数アカウントを使い分けたい場合には、アカウントごとに端末を用意されることをオススメします。
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