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Kindle徹底活用術

Kindle本 本文中の文字検索は電子書籍最強機能

Kindle本では、文字や単語、文章などの「キーワード検索」が爆速です。検索すれば、該当箇所のページや前後の文章まで一覧で、しかも一瞬で表示されるのです。

紙の書籍の場合には、「索引」があれば可能ですが、辞書や辞典、地図程度でしか役に立たない機能とも言えます。複数箇所ある場合には、何回もページを開く必要があり、本文と索引の行ったり来たりの作業が必要であったり、その文字は出てきていても知りたい(調べたい)のは「ここじゃない」ということも多々あります。

Kindle本の文字検索(単語、文章、キーワード)なら、その手間もストレスも解消してくれます。

kindle本の文字検索結果は最強機能

Kindle本の文字検索が最強機能な理由

  • 文字、単語、文章、キーワード検索など、検索ワードの選び方に幅がある
  • ヒットした個数、該当ページ、前後の文章も一覧表示
  • 基本的に表示まで爆速

単語や文字だけでなく、どういった文脈の中で使われたのかまで、1回の検索で一括表示されるのは、デジタルならではの最強機能です。

画像は、ある電子書籍で「unlimited」を検索。
・書籍内で127回使われています。
・赤枠内のように、前後の文章とページ数も表示されます。

検索機能は、調べ物をする時に本当に役立ちます。
理解しにくい単語などは、使われている文脈を追いかけけるだけでも、理解が深まります。

本文内の文字検索方法(キーワード・単語、文章など)

  1. 書籍内検索をしたいKinlde本を開いたまま、画面中央あたりを軽くタップしメニューを表示
  2. 画面上部の虫眼鏡のアイコンをタップし、検索窓を表示(メニューのアイコンは端末や、端末の向きにより表示位置が変わる場合もあります)
  3. 検索したい文字・単語・文章などを入力
  4. 検索結果が一覧表示

該当ページも表示。表示箇所をタップ(クリック)すれば、そのページまで飛びます。

検索結果一覧に戻りたい場合には、虫眼鏡のアイコンをもう一度タップ(クリック)します。

文字検索は、kindleアプリ(iOS端末 / iPhoneやiPad、 アンドロイド端末 / スマホ どやタブレット など)、Kindle for PCでも使えます。検索アイコン(虫眼鏡マーク)の位置は端末や環境により異なることもあります。

ライブラリ画面上部の検索窓(虫眼鏡アイコンのあるスペース)で検索すると、ヒットするのは書籍タイトルです。書籍内の検索はできませんので、ご注意ください。

一部端末では、ライブラリ画面上部の検索で、ライブラリ内のKindle本の「串刺し検索」も可能です。

重要人物や用語はX-rayで確認できる

X-ray機能とは

本文内の登場人物や地名、特定の用語(キーワード)をピックアップして串刺しで表示する「X-Ray」と呼ばれるAmazon独自の機能も、かなり秀逸です。

小説などで、登場人物の名前やプロフィールを忘れてしまったときを始め、歴史上の人物、地名、専門用語なども自動生成で表示されます。

実在の「人物」「トピック」についてはWikipediaから抜粋した説明記事が掲載されるので、辞書機能で調べることさえ不要になります。

私個人としては、長めのカタカタ名はかなり苦手です。舞台が海外の小説では、登場人物名や地名もさっぱり覚えられず、何度もプロフィールページに戻りがちですので、ありがたい機能です。

また、久しぶりに登場する人物の場合には、直前の登場シーンの検索にも使えます。

辞書機能の場合は、読み手側で選択したキーワードに対する結果ですが、X-Rayの場合には、そのページや本全体に関わる人物や用語がまとめて表示されます。

X-ray機能の使いかた

  • 書籍内検索をしたいKinlde本を開いたまま、画面中央あたりを軽くタップしメニューを表示
  • X-Rayをタップ(クリック)

  • X-Rayで自動生成されたキーワード一覧が表示

  • X-Ray画面上部のメニュータブでは「すべてのアイテム」「人」「用語」などが選択可能
  • キーワードをタップすると、用語の解説と掲載ページ一覧が表示される

読書中に「X-Ray」ボタンを押すと、書籍に含まれる主要キーワードが「人物」「用語」「画像」などに分類され、一覧とともに、そのキーワードが書籍内のどのあたりに出てきたかを示すバーとともに表示されます。

キーワードをタップすれば、書籍内での掲載ページや、前後の文章が表示されます。

Wikipediaから抜粋した説明の場合には、その旨表示されています。更に調べたい時には、X-Rayの詳細ページから全文表示をすることもできます。

辞書機能で意味を調べる必要も、ブラウザで更に情報を調べる必要もなくなります。

その場で疑問を解消できるので、作品の骨格が理解しやすくなり、読書がより楽しくなります。

ただ、対応コンテンツがかなり限られます。増えてきてはいますが、まだまだ限定的です。非対応コンテンツに関しては、読み手側ではどうすることもできません。

複数コンテンツを一気に検索 串刺し検索

1冊の本だけではなく、ライブラリの複数書籍内も一気に検索できる「串刺し検索」も一部端末(Kindle paper white)で可能です。

先述のように「読んでいる本」で検索するのではなく、「ライブラリ」で検索をするだけです。

この串刺し検索ができると、「資料」として電子書籍を利用する場合には本当に便利です。電子書籍ならでは機能であり、アプリでも使えるようにしてほしいところです。

検索できないコンテンツもある

漫画や雑誌など、ページそのものが画像として処理されている書籍では、基本的に検索機能が使えません。そのようなKindle本では、メモやハイライト、自動読み上げ機能なども使えません。

テキストベースのKindle本でも、それぞれのページが画像として処理されているものもあります。これは出版者側の設定ですので、利用者としてはどうすることもできません。

購入時にAmazonの画面にその旨記載されているので、購入前に確認することをおすすめします。

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